アクシス発見スクールのコーチとしてのやりがい|小野健夫(たけおん)

みなさん、こんにちは!アクシス発見スクールコーチの小野健夫(たけおん)です。
2023年からコーチとして参加しています。
このブログでは、僕なりに感じているコーチとしてのやりがい、を綴りたいと思います。
自己紹介
東京でITの会社を経営しています。高校時代は部活動(ボート部)に明け暮れる日々でした。勉強のほうは、数学が得意だったものの理科系が大の苦手。大学は文系の学部に進みました。大学卒業後は、変化が早く短期間で自身が成長できそうなIT業界やベンチャー系の企業に入りたいと思い、外資系のITのソフトウェアメーカーに就職、6年勤めたあとに仲間と独立し、今に至ります。
音楽(推し活中!)と美味しいものの食べ飲み歩き、そして筋トレが趣味です。
アクシス発見スクールコーチに参画したキッカケ
僕には就職活動をしている頃から「まずは企業で働いて早く経験を積んで、学校の先生になりたい」という、ざっくりした将来の夢がありました。
先生になりたいと思ったのは、大学時代にアルバイトで塾の講師をやっていた経験からです。進学塾でしたので、受験勉強のために通う子供が大半ではあったのですが、僕は勉強を教えることよりも生徒たちの話を聞くことがとにかく楽しかった記憶があります。そのときに担当した一人の女の子は、親に言われて嫌々塾に通っている子だったのですが、毎回学校であったこととか最近読んだマンガのこととか、とにかく本人の話を聞いていたら、おしゃべりするのが楽しくなったのか塾に明るい表情で来てくれるようになり、最後は自分で志望校も選んで無事に合格していきました。
合格したことももちろん嬉しかったのですが、僕自身が話を聞いて本人の表情が明るくなっていくこと、結果自分で志望校も選択できたことが、僕にとって一番やりがいを感じた点でした。
そこから「いつか先生になりたい」と思ったわけなのですが、その話を友人に以前からしていたところ、アクシス発見スクールに誘われました。
今の仕事をやりながら先生のような活動ができる!と、参加を即決しました。
コーチとしてのやりがい
このスクールでは、中高生に何かを教えることはしません。コーチの役割は、スクール生たちの話を聞く、そして対話しながらスクール生が自分の軸を見つけることをサポートすることです。
普段仕事をしていると、日々の様々なコミュニケーションのなかで「正解」を求めがちです。学校のテストや受験も「正解」を取らなければ合格できません。
しかし、このスクールには「正解」はありません。スクール生の内側にある軸は、全員違います。本人も気づいていない、言語化できていないことがほとんどです。その軸を一緒に見つけるために、スクール生の話を聞き、さまざまな質問をしながら個人と向き合っていきます。その過程でスクール生が自分を肯定して明るくなったり、自信を持ったりしていくのを見るのはたまらなく嬉しい時間です。
サポートする立場ではありますが、スクール生の言葉から沢山の学びがあります。
そして、コーチ仲間との関係。さまざまなバックグラウンドをもったコーチが、情熱をもってスクールに参画しています。皆で相談しながら、スクール生にどんなサポートができるのかを話し合ってスクールのプログラムを作り上げ、運営しています。学べることが沢山あります。
参画当初は仕事と同じモードで臨んでしまい、自分が何かの役に立たないと、と勝手に焦っていたのですが、このスクールはサードプレイス。自分のペースで楽しめば良いことに気付いてからは、たまらなく心地良い場所になりました。コーチ仲間は、どんな状態の自分も尊重してくれて、自己肯定感が上がります!
自分自身の変化
コーチとして中高生をサポートしながら、僕自身も変化したように思います。
まず、もともと抱いていた「いつか先生になりたい」という夢について、別に先生になりたいわけではない、ということに気づきました。誰かの話を聞いて、その人が明るくなったり、ポジティブになってくれること、それがやりたいことだったんです。
それに気付いてからは、僕は中高生だけでなく、普段の仕事において接する仕事仲間などの大人との向き合い方も変わりました。相手がどんな人なんだろう、何を大事にしているんだろう、そんなことに興味をもって人と接するようになりました。なんだか自分が勝手に作っていた人との距離感が縮まった気がします。
アクシス発見スクールの魅力が少しでも伝わったら嬉しいです。
少しでも興味を持ったら、ぜひ門を開けてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!